音楽療法

音楽療法は、歌をうたうことや楽器活動を通して音楽を楽しみながら、他者（音楽療法士）に注目すること、言われたことを受け止め、行動するなどの社会的行動を促し、日常生活における適応性を高めることを目指します。お子様が、音楽を通して楽しみながら感情を表し、集中力・注意力を高め、「できた！」という成功体験を積み重ね、広げていきます。

音楽療法の効果

♪気分の発散や情緒の安定
♪コミュニケーションの促進
♪心身および社会性の発達促進

対　　象

３歳〜小学6年生までの発達障がい児

または

発達に心配のあるお子様

発達障がいは稀ではなく、１５歳未満の子どもにおけるADHD(注意欠陥多動性障害）やLD(言語障害）の割合は、およそ1割前後と言われています。

保護者の方とお子さまへの愛情と、発達障がいへの理解とともに、正しい療育によって社会で健全に活躍できる人になる素地を養います。

目標設定

音楽療法では、お子様の日常の様子や保護者の方のご要望に沿って、ひとりひとりの長期目標（1年程度）と短期目標（1〜3ヶ月程度）を設定します。

現時点の『できていること』を活かし、それを少しづつ拡大していく過程で、短期目標は都度見直しを行い、最終的に長期目標が達成できるように図ります。

短期目標の例